2013年8月17日土曜日

観葉植物の水やり

観葉植物だけでなく植物の水やりは、プロトリーフチャンネルの動画でも言っている通り、通常土の表面が乾いてから、鉢の下から滴り落ちるほど根本へ大量にあげます。



水やりには
・水分や栄養を与える
・土の中の老廃物を洗い流す
・土の中の空気を入れ替える
・土の温度を下げる
といった目的があり、
適切な水やりを行うことで植物は元気に大きく育ってくれます。

水やりのポイントは
・表面の土が乾いてから行う
・鉢の中の土に行き渡るよう根に向かって行う
・鉢底から水が出てくるまで行う
・葉の裏表にも行う
・受け皿にたまった水は必ず捨てる
といったことでしょう。

表面の土が乾いてからと言うのは、植物は水分が少なくなると根を広げ広範囲から水分を取り込もうとする性質が有ります。
また、サンスベリアなどの多肉植物の場合は常に水がある状態だと根腐れしてしまう恐れもあります。
土が乾いてからと言うのは、いうならば根を広げ鍛えると言った目的もあるのでしょう。
※乾燥に弱い植物の場合はこれに当てはまらない場合があります※

確かに、わたくしが育てているサンスベリアは購入してから1年強の間殆ど水やりをしていなかった記憶があります。
それにもかかわらず今は8号鉢で3鉢にまで成長しました。

鉢底から水が出てくるまで行うというのは、鉢のそこにまで達した根まで与えるという目的や、土の中の老廃物を洗い流すという目的や、土の中の空気を入れ替えるという目的や、土の温度を下げるという目的が有ります。

乾燥気味に育てるのなら水やりは少なくて良いのでは?
と思われる方もいらっしゃいますが、水やりの基本はしっかりとあげるということになります。
少なくて良いというのは量ではなく頻度の問題になります。

例えば土の表面が3~4日で乾いてくる状態であってもすぐに水やりを行うのではなく1周間とか10日経ってから行うといった具合です。
非常に肉厚の植物の場合数年間水やりをしないという話も・・・
多肉植物の場合は水分があまり必要でない事が多いので、そういった意味では水やりはサボりがちでも大丈夫ということになると思います。
サボりがちでも良いのですが、水やりをする時はしっかりと鉢底から水が出るまで行うことが必要です。

また、受け皿にたまった水は必ず捨てましょう。
少しの間受け皿に水をためておくと言う方法もあるようですが、通常はすぐに捨てましょう。
あまり長い間水をためていると根が呼吸できず根腐れする要因にもなりますし、虫が湧く原因にもなったりします。

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