2014年6月21日土曜日

サンスベリアの植え替え(株分け)

今年2回めの植え替え(株分け)ですが、
今回はわたくしが育てていた観葉植物ではなく
ご近所さんからお預かりしたサンスベリアです。

まずは植え替え資材を紹介します。


依頼主さんがすべて用意してくれたのですが、
9号鉢×3、鉢底石 10L×2、観葉植物の土 14L×2
です。


こちらが今回植え替えをする鉢です。
何年植え替えをしていなかったのか聞いてないのですが、
鉢の中がパンパンになってしまっています。

この鉢は南の出窓に置いていたそうですが、
太陽大好きサンスベリアが成長したいだけ成長してきたと言う感じですかね~(^^♪


しかも根が土の表面に溢れてきていますし・・・


おまけに地下茎も表面に出てきています。
表面に出てるので最早地下茎とは言えませんね^^;

では、植え替え(株分け)に入ります。
ここまで根が成長していると鉢から引き抜くのが大変そう・・・
しかもプラスチック製の鉢ではなく陶器の鉢なので余計に大変そう・・・

と思っていたら案の定ものすごく大変でした。


なんとか鉢から引き抜いたらこんな感じになっています。

鉢の底の方まで根が張って、地下茎も行き場を失って下方向に向かって生えてたり・・・


ん?そういえば鉢底石が無い?
誰だ?これ植えたの?

先週水やりをしたそうなのですが、
鉢底石が無いために底の方の土が若干濡れていました。

これを地下茎を傷つけないように、なるべく根を切らないように分けいくのですが、
ある程度根が切れてしまうのは仕方ありません。

土を崩していくのは鉢の底から行っていくとやりやすいと思います。


元々はひとつの株だったのを分けるとこのようになりました。

土を崩しながら地下茎を切る箇所を最小限にしたかったのですが、
途中で予定外のところで地下茎が折れてしまったり・・・

依頼主から3鉢に分けてほしい(でもなぜか鉢は4つ買って来ていた)という希望でしたが・・・


鉢の中に入れてレイアウトを見ていると3鉢では無理そうで、結局4鉢になりました。


サンスベリアは植え替えをする際に根が湿っていると
根腐れをして植え替えが失敗することがあるので
しばらく乾燥させておきます。

地下茎を切断した直後は切り口が湿っているので、
このぐらいまで乾燥させてから土の中に植えるようにします。


この鉢だと必要ないかもしれませんが、
まず鉢の底に網戸の切れ端などのネットを敷きます。


次に鉢の底が隠れるぐらいまで鉢底石を敷きます。


サンスベリアは体高が高いので割りと深植えするのですが、
試しに株を置いてどこまで土を入れるか見てみます。


この位まで土を入れたらいいかな~?


で、土を入れていきます。


この際、株を安定させるために
株の傾きを見ながら土を入れて、土を軽く押し固めていくようにします。

この鉢は何株か入れる予定なので、
写真で奥の方だけ土を入れて株を安定させていきます。

奥の方に土を入れて株が安定したら手前にも株を入れて土を入れて軽く押し固めていきます。


完成~

後は1週間ほど日陰で過ごさせてから水やりを行います。

元気に育ってくれるとイイな(^^♪